一般的な戸建て売却の方法である仲介のメリットとデメリット

一般的な戸建て売却の方法である仲介のメリットとデメリット

マイホームを売却する場合、通常は不動産会社に広告を出してもらうなどして買い手を探し、実際に現れた購入希望者と売買契約を交わします。この手法を仲介と呼び、戸建て売却時における一般的な方法となっています。 これ以外の売却法としては、所有者が自ら買い手を探したり、不動産会社自身に買い取ってもらったりするやり方があります。しかし前者の場合だと、たまたま知り合いが家を欲しがっているなどのタイミングでない限りは一般人が独力で買い手を見つけるのは難しいですし、また後者の場合だと不動産会社は転売によって利益を得ることを目指すため、買取価格が低く抑えられる可能性が生じます。これに対して、仲介であれば買い手を広く一般から募集できるうえ、市中の相場に近い適正価格で売ることができるというメリットがあります。 ただ、買い手探しがスムーズにいくかどうかは不動産会社の力量に左右されがちなので、あまり営業スキルのない会社に依頼してしまうといつまでも売れないというデメリットも生じます。戸建て売却をスムーズに行うには、依頼する会社の熱意や実績などをしっかりとチェックすることが大切です。

戸建て売却では不動産会社と媒介契約を結ぶ

戸建て売却を具体的に進捗させるときは、不動産会社と媒介契約を締結するのが基本です。この契約は不動産会社に購入希望者との間で売買契約成立のための、広告宣伝活動や各種の折衝を行うことを仕事の内容として、売買契約が成立tしたときに報酬を支払うという内容です。媒介には一般型と専任型・専任専属型の三種類があり、どのようなニーズで戸建て売却を検討しているかにより、どのタイプを選ぶかを決める姿勢がポイントです。 一般型媒介というのは、複数の不動産会社に依頼して複数の購入希望者が出現したら、依頼者は任意の不動産会社を選ぶことができる選択肢が用意されています。専任・専任専属型媒介では、一社の不動産会社に依頼して購入希望者をさがしてもらうというものです。戸建て売却の依頼者としては、選択の自由はありません。その代わりに不動産会社には1週間に一回くらいの頻度で報告義務がかされており、購入希望者とマッチングできる可能性が高くなります。